【昭和100年】浅草花やしき~なつかしいを新しく~

昭和100年とは

令和8年(2026年)に、昭和元年(1926年)から起算して満100年を迎えます。
昭和の時代は、未曽有の激動と変革、苦難と復興の時代でした。

「昭和100年」を契機に昭和を顧み、先人の躍動に学び、昭和の記憶を共有することは、
平成以降の生まれの世代にとっても新たな発見のきっかけとなり、
幸せや生きがいを実感でき、希望あふれる未来を切り拓く機会、平和の誓いを継承し、
将来にわたる国際社会の安定と繁栄への貢献につなげていく機会になります。

内閣府では、幅広い分野にわたり、「昭和100年」関連施策を推進しています。
日本最古の遊園地として、172年の歴史の中で昭和時代も歴史を紡いできた浅草花やしきも「昭和100年」事業に参画しています。

花やしきの歴史

1853年(嘉永6年)に誕生した日本最古の遊園地、浅草花やしき。
江戸時代の開園当初は、牡丹や菊の花園「花屋敷」として誕生しました。

その後、見世物小屋などの時代を経て、明治後期から昭和初期にかけては全国有数の動物園として営業しました。
そして昭和から様々な遊具をたのしめる遊園地として営業しています。

花やしきの昭和

昭和元年の花やしきは、「遊園地」ではなく「動物園」でした!

▲昭和6年(1931年)に誕生したライオンの赤ちゃん

ペリーが黒船で来航した嘉永6年( 1853年)に花園として誕生した「浅草花やしき」。現在の遊園地として営業する前、ちょうど100年前の昭和元年は、動物園として営業していました。
 明治19年から虎、象、熊などの動物の飼育がはじまり、大正12年には世界でも珍しいトラの5つ子が誕生。「猛獣園」とも呼ばれ、人気を博しました。
 しかし、大正12年に起きた関東大震災で多くの動物たちが焼死しました。その後花やしきは避難所になりました。生き延びた動物たちもいましたが、余震時の逃走を防ぐため、薬殺をしなければなりませんでした。昭和5年にはその動物たちを供養するため、『鳥獣供養碑』が建設されました。現在も「ちびっ子タクシー」前の供養碑に花を手向けています。
 その後、昭和元年頃は浅草全体が震災の復興に向かっていました。花やしきもシマウマや白熊などを飼育し、昭和6年にはライオンの赤ちゃんが誕生、動物園として復興していきました。更に園内には遊具や滝を設置し、当時ハイテクだった蓄音機の展示やテレビの実験放送を実施するなど、動物園でありながら、遊園地や花園、科学博物館の様相も呈し、様々な娯楽を提供していました。その後、時代の流れに合わせ、動物園営業は昭和10年に幕を閉じます。
 昭和100年の今は遊園地として営業している花やしき。浅草花やしきは、時代に合わせた“楽しさ”を提供し、これからも歴史を紡ぎ続けていきます。



花やしき現存最古のアトラクション「ビックリハウス」

戦後間もない1947年(昭和22年)に花やしきに導入されました。
1950年(昭和25年)に英語使用の許可が下りて改名するまで「遊戯用航空館」という名前でした。

 設置当時、錯覚心理を応用したビックリハウスのようなアトラクションはまだ珍しいものでした。中には「体が宙がえりになった!こんな危ないものを商売にするとはけしからん!」とクレームが入ることも。そんなこともあってか、導入当初の昭和25年ごろの外観には「絶対安心で愉快なスリル」と表記されていました。その後も「ビックリハウス」の仕掛けは変えず、内部の機械や外観をメンテナンスしながら、花やしきに設置されてから79年経った現在も園内に残り続けています。
 現在の「ビックリハウス」は昭和50年代のデザインを復刻し、ピエロをイメージしたひょうきんな顔のデザインです。レトロな雰囲気はお客様の記念撮影やウエディングフォトなどのフォトスポットとしても人気です!



日本現存最古の「ローラーコースター」

花やしきのローラーコースターは昭和生まれ!昭和28年(1953年)、日本初のテレビ放送が行われたのと同じ年、花やしきに「ローラーコースター」が設置されました。日本現存最古のローラーコースターです。当時最先端のロケット風のデザインと、新鮮なスリルが人気を博しました。その後、ドラゴンや千両箱の形など変わり種も経て、現在は誕生当時を再現したロケット風の形に戻っています。

園内装飾&オリジナル入園券

入園券とパンフレットが昭和100年Verに!

さらに、園内を散策しながら花やしきの昭和100年を体感できる『昭和スポット巡り』も実施します!

昭和スポットめぐり

昭和を代表する花やしきの名所をご紹介!



鬼退治

鬼退治は、ボールを的に当てて鬼を退治するゲームです。
戦後の復興が進み始めた1947 年、花やしきが営業を再開した際に「豆汽車」や「だるま落とし」などとともに登場し、人気遊具として親しまれました。
現在は、ローラーコースター乗り場の隣で園内を見守っています。




鳥獣供養碑

花やしきでは、1904 年より動物の飼育を開始し、世界でも珍しいトラの五つ子が誕生するなど、人気を集めていました。
しかし、1923 年の関東大震災により、多くの動物が焼死する甚大な被害を受けました。
その後、1930 年、震災で犠牲となった動物を供養するため慰霊碑が建立されました。 




ビックリハウス

1947 年、「遊戯用航空館」の名称で設置されたアトラクションです。英語表記の自由化をきっかけに、1950 年「ビックリハウス」と改名されました。
園内に設置された最も古いアトラクションで、驚きとスリルを届けながら、今も元気に活躍しています。
★[ ビックリハウス] は株式会社花やしきの登録商標です。




ローラーコースター

日本初のテレビ放送が行われた1953 年に設置されました。
当時、最先端だったロケット風のデザインと新鮮なスリルで人気を博しました。
現在も、日本に現存する最古のコースターとして親しまれています。




パンダカー

パンダカーは1984 年に登場!今も毎日、軽快な音楽を奏でながら園内を散歩しています。
★[ パンダカー] は株式会社花やしきの登録商標です。